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映画『チョコレートドーナツ』の感想!無料で視聴する方法もご紹介

チョコレートドーナツ

映画「チョコレートドーナツ」は全米の映画祭で上映され、各地で絶賛を浴び、観客賞を総受賞した話題の感動作。

「1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた」という実話に着想を得て製作された映画です。

アメリカから2年ほど遅れて公開された日本では、当初1館のみで上映されていたものの、その人気から順次上映館を拡大し、最終的には100館を超える劇場にて上映。メディアにも大きく取り上げられる等、異例の大ヒットを記録しました。

そんな泣けると評判の映画「チョコレートドーナッツ」をご紹介します。

出演アラン・カミング
ギャレット・ディラハント
アイザック・レイヴァ
監督トラヴィス・ファイン
ジャンルヒューマンドラマ
公開日アメリカ:2012年12月14日
日本:2014年4月19日
上映時間97分
制作国アメリカ
言語英語

チョコレートドーナツの感想(ネタバレもあり)

当サイトの読者の中で「チョコレートドーナツを見て感動した」という感想をいただいたのでご紹介します。

実話を元にした映画です。同性愛者の男性カップルが育児放棄された障がい児を育てていこうとするストーリー。

  • 血の繋がりだけが家族ではない
  • 異性同士で恋をすることが当たり前ではない
  • 自分にとっての当たり前と世の中にとっての当たり前は全く違うものであっても良い
  • 本当の幸せは人それぞれであってそれを人に押し付けるのは良いことなのか

といろいろなことを考えさせられる映画でした。後半は涙で映画が見れなくなるくらい泣きました。一度は見て欲しい。

 

くーさんからの感想

たまたま先月ごろテレビで観る機会があり、全く内容を知らずに観たのですが、文字通り心が揺さぶられた映画です。

 

しかも、かなり揺さぶられ、ショックでもう観たくないと思うほどなのですが、それでもすでにもう2回観ています。そして、多くの人たちに、ぜひとも観ていただきたい作品です。

 

この映画は、実話で、ダウン症の子役さんを起用している作品です。

 

今も感想を書きながらもう泣きそうなのですが、ゲイのカップルが今よりも同性愛者が認められない時代に、社会と闘った物語であり、そして親に愛されない子供が待ち受ける末路を描いた作品でもあります。

 

ドラッグ中毒のシングルマザーを持つダウン症の男の子が、近所に住むドラッグ・クイーンに助けられるのですが、社会のゲイやゲイカップルが里親になることへの強い偏見から、結局その子はドラッグとセックスに溺れるシングルマザーの元へ帰され、その後すぐに孤独とともに亡くなってしまいました。

 

主役のアラン・カミングは実生活でもバイセクシャルを公表し、最近男性と結婚されたそうです。

 

ラブさんからの感想

芸能人からの感想

芸能人や著名人の方からも絶賛のコメントが殺到しています!

LiLiCoさん(映画コメンテーター)

世の中みんながこのように思いやりをもって人のことを愛してくれたら幸せ。
ゆっくり観てから深く考えてほしい。

宮本亜門さん(演出家)

これは「マイノリティーたちが登場する」という意味合い以上に、人は何を大切に生きるのかを、考えさせてくれます。
環境や状況がどうであれ、まずは自分に正直でいられるのか否か、、
アラン・カミングら、全員の真摯な演技も素晴らしく、何度も涙腺がゆるみました。

赤坂泰彦さん(DJ)

心が、唇が、震えました。
愛の唄がこんなにも胸をしめつけて、切なくて、果てしなく永遠に優しい。
誰かに伝えたい作品でした。
観て良かった、本当に観て良かった。

村山章さん(映画ライター)

俳優たちの説得力とリアルな存在感、
迷いのないストーリーテリング、
そして物語とキャラクターに向けられた絶対的な信頼。
モデルになった実話があるとはいえ、ここには映画でしか語れないなにかがあります。
どこまでもまっすぐに、ハートのあるフィクションを紡ごうという作り手の心意気に掛け値なしに感動しました。

MEMO
その他の芸能人・著名人からの感想は公式サイトをご覧ください。

チョコレートドーナツを無料で視聴する方法

映画チョコレートドーナツは動画配信サービス(VOD)を利用すれば、無料で視聴することができます。

現在チョコレートドーナツが配信されている動画配信サービスを表にしました。

注意
配信情報は2019年9月18日時点のものです。配信が終了していたり見放題が終了している可能性がありますので、現在の配信状況については各ホームページからご確認ください。
VOD配信無料期間月額料金(税抜)
Netflix30日間無料800円
Amazon300円(レンタル)30日間無料500円(税込)
Hulu2週間無料933円
FOD1ヵ月無料888円
dTV31日間無料500円
U-NEXT31日間無料1,990円

チョコレートドーナッツがキャンペーンを利用して無料で視聴できるのはNetflixdTVU-NEXTということになりますね。

Amazonプライムビデオでも見れますが、見放題ではなくて1本300円のレンタルになりますのでおすすめできません。

おすすめなのは、dTVです。無料キャンペーン期間も長いですし、キャンペーンが終わった後も月額料金が一番安いです。

dTVはdocomoのサービスなのですが、docomoユーザーじゃなくてももちろん利用できますし、docomoユーザーでも特に優遇されてお得に入会できるわけではないので、携帯キャリアは気にせず誰でも入会可能です。

チョコレートドーナッツのあらすじと予告動画

チョコレートドーナッツの予告動画をご紹介します。予告動画ですら泣けるかも?笑

チョコレートドーナッツのあらすじをAmazonから引用させていただきました。

1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。

そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。

夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。

ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。

血はつながらなくても、法が許さなくても、奇跡的に出会い深い愛情で結ばれる3人。見返りを求めず、ただ愛する人を守るために奮闘する彼らの姿に我々は本物の愛を目撃する。

チョコレートドーナツの受賞歴

チョコレートドーナツはアメリカの映画祭の観客賞を中心に多くの賞を受賞しています。

  • 第11回トライベッカ映画祭観客賞
  • 第38回シアトル映画祭観客賞(作品・主演男優賞)
  • 第48回シカゴ国際映画祭観客賞
  • 第14回プロヴァンスタウン映画祭観客賞
  • 第2回ナパヴァレー映画祭観客賞(作品・主演男優賞)
  • 第30回アウトフェスト審査大賞・観客賞
  • 第13回ウッドストック映画祭観客賞
  • 第1回キーウェスト映画祭観客賞
  • 第24回GLAADメディアアワード最優秀作品賞
  • 第19回セドナ国際映画祭ディレクターズ・チョイス賞

チョコレートドーナツの裏話・制作秘話

実は『チョコレートドーナツ』は原題ではなく邦題です。

原題は『Any Day Now』です。直訳すると「いつの日か」という意味の言葉になります。

『Any Day Now』は作中で、ゲイのショーパブ歌手ルディが歌うボブ・ディランの『I Shall Be Released』の歌詞「Any day now, any day now, I shall be released.(いつの日か、いつの日にか解き放たれるだろう)」から引用されています。

一方、邦題の『チョコレートドーナツ』はどこからきているかというと、ダウン症の少年マルコの大好物が「チョコレートドーナツ」だからです。

参考 The movie is called...(その映画のタイトルは)本気の英会話